お知らせ
※発熱外来の重要なお知らせ(麻疹:はしかについて)

福岡県内でも麻疹(はしか)の報告が増加してきています。
空気感染もする感染力が非常に強く、症状も重篤化しうる危険なウイルスです。
発熱や咳などの一般的な風邪症状から始まり、2-4日で口の中の奥歯近くの粘膜に白いぶつぶつが出ます。
いったん自然と解熱した後に、再度発熱して体中に赤い発疹が出る経過を取ることが多いです。
当院では発熱外来をおこなっておりますが、ビル内クリニックの構造上、麻疹の疑いがある方の対応は難しいです。
風邪のような症状と口の中のぶつぶつ、体中に赤い発疹があるときは、当院では対応しかねますので、他院へご相談ください。
まずは感染予防を

6月後半から徐々に新型コロナ患者さんが増え、お盆以降さらに急増してきています。
福岡市の定点報告でも同様の動きと報告されています。
熱が上がらずのどの痛みだけのコロナ患者さんもいらっしゃいますのでご注意を!
夏休みやお盆期間を控えたこれからの時期、まずは感染対策や免疫力維持が重要です。
①年々増す暑さでエアコンは必須ですが
身体を冷やさないよう室温調整に気を配りましょう
②水分ばかり取って食事バランスがおろそかにならないように
③睡眠不足にならないように
④外出時は人混みを避け、屋内では可能な限りマスク着用を
⑤こまめな手洗い・うがいをしましょう
(6)ワクチン接種も行っておりますが、現在はどなたも自費ですので高価です。
また流行株も変わってきておりますので、定期接種を待ち、感染予防に努めましょう!
ワクチン接種は福岡市からの定期接種が秋-冬頃に始まる予定のようですが、
まだ具体的な時期等は示されておりません。引き続き感染の動向には注意しておきましょう。
新型コロナ以外にも全国的には百日咳、熱中症など非常に多くなっています。
日頃の体調管理に万全を期し、当面続く暑い季節を乗り切りましょう!!
毎週木曜午後の訪問診療について

2025年6月から、毎週木曜の午後に訪問診療を行っております。
その時間は院内に医師が不在になるので診療ができません。
(※ただし、第5木曜は、14時から通常外来診療を行ないます。)
訪問診療から戻った16時過ぎ頃より外来診療を再開いたします。
なお、訪問患者さんの病状変化で臨時往診に出ることもあり、時には診察予約時間帯にズレが生じることもございます。
大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
新型コロナワクチン接種について
任意接種のみですが、新型コロナワクチン接種を行っております(ファイザー社2025年5月新規製造分)。
毎年の傾向で、冬と夏に流行していることから、2025年夏の流行も危惧されます。
ご自身やお身内に65歳以上の方がいらっしゃれば、夏の流行への対策として予防接種を受けるのも有効と考えられます。
特に基礎疾患をお持ちの方は、積極的にワクチン接種をご検討ください。
現状任意接種のみですので、15500円(税込み)になります。
帯状疱疹ワクチン接種について

帯状疱疹ワクチン接種にようやく市の助成が入ることになりました!2025年4月から助成開始となります。
※当院では予防効果・持続効果の高い組み換えワクチン(シングリックス🄬)接種を前提に記載しております。
このワクチンは2回接種が必要で、2回目は1回目接種し2-6ヵ月の間に打つことになります。
助成対象者は、
2025年度(令和7年度)に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳になる方と100歳以上の方。
※経過措置として、2024年度に50歳、55歳、60歳、65歳になった方も、2025年度中の接種であれば助成があります。
その他措置として、2025年度に50歳、55歳、60歳になった方は1回分の接種が助成の対象となります。
自己負担は12000円/回なので、2回1セットで計24000円になります。
帯状疱疹は、もともと皆さんの体の神経にいるウイルスが、ストレスや病気などで免疫が低下した状態の時に、再活性化して発症する病気です。
神経の流れに沿って症状が出るもので、ピリピリ、チカチカする神経痛が出て、その後赤みをおびた水泡が帯状に出現します。
早期に飲み薬などの治療ができれば良いですが、よく後遺症として日常生活に支障をきたす神経痛が残ることがあります。
蓄積されたデータから、50歳以上で発症率が顕著に上がってくることから、予防のためのワクチン接種が以前から勧められていました。
しかし、これまですべて任意の接種で、ワクチン自体も非常に高価(任意接種では合計45000円前後)でもあったため、気にしてはいるが接種を躊躇していた方も多いと思います。
助成が入っても自己負担額はなお高いものですが、予防効果は高く、現時点で少なくとも10年間は高い効果が維持されているデータです。対象となっている方は積極的に検討してよいものと考えられます。ご予約の際はお電話をお願いいたします。
以下は、帯状疱疹ワクチンについての福岡市ホームページのリンクです。
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